先月発足した 高市早苗 内閣の支持率が 82.0% に達し、政権発足直後としては 小泉純一郎 内閣の88.0%に次ぐ 過去2番目の高水準 となりました。
この数字は、前内閣の支持率から約 38.3ポイントの急上昇 を示しており、支持できないと答えた人が14.3%にとどまっています。
特に注目されるのが、18〜29歳での支持率が 88%、30代で87%、40代で86%、50代で85%と若年層からの支持が極めて強い点です。
このように、発足直前から浮上した期待感と、外交・政策の初動が評価された可能性があります。例えば、内閣支持だけでなく、外交姿勢を「評価する」と答えた人が83%に上ったという調査結果も出ています。
ただし、この支持率が今後の政策実行、そして国民生活への影響とともにどう維持・変化していくかは今後の注目点です。

要点を抑えると…

  • 支持率:発足直後で82.0%という高水準を記録。
  • 前内閣からの上昇幅:約38.3ポイント。
  • 若年層の支持率が特に高く、18〜29歳で88%。
  • 発足直後の支持率としては2001年以降で2番目の記録。
  • 支持率の背後には、外交・政策姿勢など初期の「期待」が影響している可能性。

注意すべきこと

  • 支持率は調査時点(発足直後)での「期待」が大きく反映されており、政策の実行や結果が伴わないと変動する可能性があります。
  • 世論調査の回答率や方法(固定電話・携帯両方)に注意する必要があります。
  • 支持率が高いからといって全ての政策が確実に支持されているわけではなく、個別論点では反対意見もあります(例えば「支持しない」が14.3%)

イメージはこんな感じ

私が思うこと

発足直後の支持率が80%を超える内閣は極めて稀であり、今回の82.0%という数字は国内政治において「出発点の盛り上がり」を如実に示しています。とはいえ、支持率はあくまで時点の国民感情の“量り”であり、政策実施の成果や次のステップでの検証がなければ維持は困難です。特に若年層の高支持は今後変化しやすいため、今後の数値の動きにも注視が必要です。