中国の傅聡(ふ・そう)国連大使が、国連総会の安保理改革を扱う会合で「日本は安保理常任理事国入りを求める資格は全くない」と発言したと報じられています。発言の理由として、中国側は高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を「極めて危険」「中国の内政干渉」「戦後の国際秩序を損なう」と批判しました。
これに対し日本代表は、反論権を行使し「根拠のない発言で遺憾」「第2次大戦後、日本は一貫して平和を愛する国家として歩んできた」と主張しました。国連の場で、日中が正面から言葉をぶつけ合う構図が改めて浮き彫りになった形です。
背景には、高市首相が11月7日の国会で、台湾有事で武力行使を伴う事態は「存立危機事態」になり得るとの考えを示し、自衛隊の関与の可能性に言及したことがあります。この発言に中国政府は強く反発し、撤回を求めており、今回の国連での発言もその延長線上にあると見られます。
SNS上では「日本に資格がないなら、中国やロシアはどうなのか」といった反発の声や、「形式的には中国は常任理事国としての地位を持っている」「そもそも安保理自体が機能不全だ」といった冷静な指摘も見られます。一方で、感情的な表現や差別的な言葉を含む投稿も散見され、緊張した国際情勢が、世論の分断を深める危うさも感じられます。
要点を抑えると…
- 国連総会の安保理改革会合で、中国の傅聡国連大使が「日本に常任理事国入りの資格はない」と発言
- 高市首相の台湾有事に関する国会答弁を、中国側は「危険」「内政干渉」と強く批判
- 日本代表は反論権を行使し、戦後日本の平和国家としての歩みを強調
- 背景には「存立危機事態」への言及を含む高市首相の発言をめぐる日中間の対立の激化
- SNS上では中国への反発、国連や安保理そのものへの不信、冷静な制度論など、多様な意見が噴出
注意すべきこと
- 国連での発言は各国の立場を誇張して表現することがあり、そのまま国内世論向けのメッセージとして消費すると状況を誤解するおそれがある
- 中国批判と、中国や中国人への差別的表現は別物であり、混同すると議論の質が下がる
- SNSの個別投稿は事実ではなく、あくまで個人の意見であり、裏付けのない主張を事実と受け取らない姿勢が必要
- 高市首相の発言をめぐる日本国内の評価も割れており、「日本の総意」として一枚岩で語ることはできない
- 国連や安保理の機能不全への不満は根強い一方で、代替となる国際安全保障の枠組みはまだ見えにくい状況にある
みんなの意見のまとめ
- 「常任理事国の資格なしと言うなら、中国やロシアこそどうなのか」と、発言をブーメランとみなす声
- 「感情的な発言は日本の常任理事国入り議論を不利にする」という日本側外交への懸念
- 「安保理が大国の思惑に縛られ機能していない」という国連そのものへの失望感
- 「形式的な国際法上は中国に常任理事国の地位がある」という冷静な制度面の指摘
- 「台湾有事をめぐる発言は慎重であるべきだが、中国の圧力に屈するべきではない」とする立場
イメージはこんな感じ
私が思うこと
今回の発言は、高市首相の台湾有事発言と、中国側の強い反発が国連の場に持ち込まれた象徴的な出来事と受け止められます。
日本の常任理事国入りをどう評価するかとは別に、感情的な応酬が続くほど、安保理改革そのものの議論が遠のく危険があると考えます。
日本側には、平和国家としての実績と国際貢献を丁寧に示しつつ、台湾海峡の安定という共通利益を冷静に訴える粘り強い外交が求められると感じます。

はじめまして。国内外で多くの人や出来事に触れ、取材を通して「心を動かす言葉」を探してきました。留学経験もあり、異文化や新しい価値観に触れることが大好きです。美容や健康に関する情報には特に敏感で、自分らしく輝くためのヒントを日々探しています。カフェで静かに想いを巡らせる時間や、友人との海外旅行が何よりのリフレッシュ。人生の目的は、自分が心から「楽しい」と感じられる情報やものに囲まれて生きることです。気になる時事情報をできる限り簡単にわかるように配信しています。