若い世代を中心に、医療用鎮静剤であるエトミデートが「ゾンビたばこ」として電子たばこ形態で流通し、深刻な乱用が広がっています。

令和7年5月に指定薬物として規制されたものの、沖縄県ではこの数か月で10人以上の逮捕・書類送検が報告されており、10代・20代の若者、高校生も含まれています。

この薬物は、医療現場では安全に使われてきた鎮静剤ですが、量が多かったり不純物が含まれていたりすると、手足がけいれんしたり意識を失ったり、立てなくなるなど生命にも関わる危険な反応を起こします。

交通事故を起こしたケースもあるとのことです。
さらに、密輸組織が首都圏で販売していた疑いもあり、地域的に局地的だったものが全国に広がる可能性が高まっていると捜査当局が警戒を強めています。

私たち一人ひとりがこの“身近な脅威”に気づき、自分自身や周囲の友人・知人の様子に注意を向けることが必要です。

たとえ「少しだけ」「興味本位で」という軽い気持ちでも、命を奪う怖さが潜んでいます。

要点を抑えると…

  • エトミデートが「ゾンビたばこ」と呼ばれ、電子たばこ等で乱用されている。
  • 令和7年5月に日本で指定薬物として規制された。
  • 若者(10代・20代)や高校生が使用・摘発されており、地域を超えて広がる懸念あり。
  • 致命的な健康被害(けいれん、意識障害、交通事故)を起こす可能性。
  • 密輸・販売ルートが首都圏にもあり、全国的な流通拡大が警戒されている。

注意すべきこと

  • 名称「ゾンビたばこ」は俗称であり、正式には薬物名「エトミデート」であること。
  • 本記事は薬物使用の方法を促すものではなく、情報提供を目的としている。
  • 使用・所持・販売は法律で禁止されており、関与すると刑罰の対象になる。
  • 見た目が「電子たばこ」「リキッド」「グミ」等の形態を取り得るため、誤認や安易な関与を避ける必要がある。

イメージはこんな感じ

私が思うこと

エトミデートを含む製品の乱用が確認された今、教育・家庭・地域の連携で若者を取り巻く“流行”に敏感に反応することが重要です。

特に電子たばこという“身近”なアイテムを通じて危険な薬物が流入している点は、これまでの薬物教育とは異なるアプローチが求められています。

さらに、法規制が整備された後も“代替品”や“新たな流通ルート”が出現するリスクを見逃さず、早期の情報収集と地域の見守り・声かけ体制を強化することが、薬物被害の拡大を防ぐ鍵です。