高市早苗首相は7日未明、午前3時から首相公邸で秘書官らと勉強会を行い、就任後初の衆院予算委員会に備えました。

公邸に明かりが灯ったのは午前3時過ぎ。高市首相は議員宿舎を出る際、記者団に「おはようございます」とあいさつし、約3時間にわたり答弁内容を確認したとされています。

政府関係者によると、高市首相は「事務方が作成した答弁案を自分の言葉に直す」姿勢を示しており、細部まで自らの責任で準備を進める意欲の表れとみられます。

一方で、深夜の勉強会は極めて異例であり、関係者や秘書官の負担を懸念する声も出ています。斎藤健元経産相は「いいパフォーマンスには休憩も必要だ」と助言し、SNS上でも「責任感の強さが伝わる」という称賛と「ブラック労働を助長する」という批判が交錯しました。

高市首相は以前から「自ら考え、行動する政治」を掲げており、今回の徹底した準備はその一端ともいえますが、首相自身や周囲の体調管理も課題として浮かび上がりました。

国の舵取りを担う立場として、リーダーの働き方そのものが社会全体の労働観に影響することが注目されています。

要点を抑えると…

  • 高市首相が午前3時から勉強会を開催
  • 初の衆院予算委員会答弁に備えた準備
  • 「自分の言葉で答弁する」姿勢を強調
  • 官僚や秘書官の負担を懸念する声も
  • SNSでは賛否両論、「責任感」か「過労助長」かで議論

注意すべきこと

  • 「美談」として称える論調が過労文化を正当化する恐れがある
  • 一方的な批判も避け、事実として「午前3時開始」が異例である点を明確にする
  • 高市首相本人の健康状態や官邸の労務管理体制に関する情報は現時点で不明

イメージはこんな感じ

私が思うこと

高市首相の行動は、政治家としての責任感と緊張感の現れといえます。

しかし、首相という立場は一個人の努力ではなく組織全体の調和によって支えられるものです。リーダーが極端な働き方をすれば、下で支える職員にも無理が生じ、長期的には効率低下や人材流出を招きかねません。

国のトップが「働き方改革」を率先する意義を考えるなら、休息の在り方もまた示す必要があるかもしれません。