アメリカのグラス駐日大使が、中国の薛剣駐大阪総領事によるSNS投稿を強く批判しました。薛総領事は、高市早苗首相が台湾有事について「存立危機事態になりうる」と答弁したことに対し、「汚い首は斬ってやるしかない」と投稿。この発言は即座に削除されましたが、内容は世界中に広まりました。

グラス大使は「高市首相と日本国民を脅している」と指摘し、過去にもイスラエルをナチスに例えた薛総領事の発言を引き合いに出し「本性が露呈した」と非難しました。また、「中国政府は“良き隣人”と繰り返すが、実態が伴っていない」と投稿し、強い不信感を示しました。

木原官房長官も「極めて不適切な言論」と述べ、中国政府に抗議。日本国内では外交特権を持つ人物が首相を脅迫する異例の事態に、追放を求める声も高まっています。一方で中国外務省は薛氏を擁護し、日本政府の対応に「強烈な不満」を表明しました。

今回の問題は、単なるSNSの暴言に留まらず、日中関係の根幹を揺るがす外交問題となりつつあります。国家間の信頼を損なう言動が続けば、今後のアジア安全保障に深刻な影響を与える可能性があります。

要点を抑えると…

  • 薛剣駐大阪総領事が高市首相に対し「首を斬る」と投稿
  • グラス駐日米大使が即座に「脅迫」と非難
  • 木原官房長官も「極めて不適切」として抗議
  • 中国外務省は薛氏を擁護、日本側に不満表明
  • 国内外で「国外退去」を求める声が急増中

注意すべきこと

  • 投稿は削除済みだが記録が残っており、外交的影響が継続している。
  • 感情的な憶測や「中国人排斥」などの偏見的表現は誤解を招く恐れがあるため避ける必要がある。
  • 日本政府と米国の対応は公的発言に基づくもので、確定情報である。

イメージはこんな感じ

私が思うこと

今回の発言は、外交官としてあるまじき行為であり、国際的信頼を大きく損なうものでした。

グラス駐日米大使が即座に反応したのは、民主主義の価値を守る姿勢の表れといえます。

一方で、感情的な対立がエスカレートすれば、平和的な外交交渉の余地を狭めかねません。

日本政府は毅然とした対応を取ると同時に、冷静な外交的手段で関係の安定化を模索する必要があります。