介護の現場で働くケアマネジャー(介護支援専門員)は、これまで 5年ごとに32時間ほどの「更新研修」を受けなければならず、休めば資格を維持できないという厳しい制度の下で苦しんできました。
ところが、厚生労働省は10月27日の会議で、「更新制度を廃止し、更新時の研修義務をなくす方向性」を打ち出しました。
つまり、これまで「更新ができない=資格停止」に追い込まれていた制度から、少しずつ “開放” に近づいているのです。そして、研修時間も「5~7時間程度・分割受講可能」など、負担を大きく削減する提案も出ています。
介護のプロとして日々利用者と向き合うケアマネジャーたちにとって、心の余裕や仕事の時間を確保できる可能性が高まったことは、非常に喜ばしいニュースです。
ただし、実施時期や詳細な制度設計は “未定” という点には注意が必要です。
要点を抑えると…
- ケアマネジャーの「5年ごとの更新制度」が廃止される方向に動いています。
- 更新研修の義務化・長時間化がケアマネの離職・負担増を招いていたと指摘されています。
- 廃止後も「研修受講」は残る見込みですが、時間数が縮減・分割受講が可能へ。
- 実務経験年数も5年から3年へ短縮される案が提示されています。
注意すべきこと
- 現時点では「廃止が決定」されたわけではなく、あくまで「方針・案」であるため、制度設計・法改正を経てから確定します。
- 廃止後も質の担保のために研修受講など義務が残る可能性があり、「何もしなくてよい」わけではありません。
- 研修・実務経験短縮が進む一方で、ケアマネジャーの専門性・責任は変わらず問われるため、自己研鑽の姿勢は依然必要です。
- 事業所・自治体ごとに対応が異なる場合があるため、勤務先・管轄自治体の最新案を確認してください。
- 今後、賃金・処遇改善なしでは人材確保にはつながらないという指摘もあるため、制度変更=即「働きやすさ向上」には直結しない点に留意が必要です。
イメージはこんな感じ

私が思うこと
ケアマネジャーの更新制度廃止は、介護現場で長年指摘されてきた『更新研修の時間・費用負担』を軽減する大きな前進と言えます。
とはいえ、更新の概念がなくなっても、専門職としての知識・技能の維持・向上が不要になるわけではありません。今後は、分割受講・オンライン対応・実務と直結したカリキュラム設計など、研修の質をどう担保するかが鍵になります。
また、制度変更だけでなく、賃金や処遇改善も並行して進めることが人材確保において重要だと感じます。

はじめまして。国内外で多くの人や出来事に触れ、取材を通して「心を動かす言葉」を探してきました。留学経験もあり、異文化や新しい価値観に触れることが大好きです。美容や健康に関する情報には特に敏感で、自分らしく輝くためのヒントを日々探しています。カフェで静かに想いを巡らせる時間や、友人との海外旅行が何よりのリフレッシュ。人生の目的は、自分が心から「楽しい」と感じられる情報やものに囲まれて生きることです。気になる時事情報をできる限り簡単にわかるように配信しています。